肋間神経痛は、なかなかこれといった原因が特定できず長引くことも多い神経痛です。
病院で診断を受けたものの、原因がわからずなかなか治らない。
また、カイロプラクティックや針灸での治療をおこなっているにも関わらず、なかなか回復しない。
こういった場合には、肋間神経痛の治療に漢方の薬を試してみるのもひとつの方法です。
西洋医学に押され気味だった漢方治療でしたが、最近では見直しが進んでおり、西洋医学の薬と併用して用いられることも多くなってきています。
漢方は西洋医学の薬と違い、すぐに効き目のあるものではありませんが、長い目で見れば体への負担も少なく、自己治癒力を高めていくという点では他の病気の予防にもなります。
肋間神経痛とは、胸部や背中などに突発的に起こる強く刺すような痛みのことを総称していいます。
肋間神経痛という名前は、症状名であって病名ではありません。
その原因も様々です。
それゆえ中々原因が特定できず、長引くことも多いといわれています。
肋骨に沿って走る肋間神経が、疲労や無理な姿勢によって圧迫されることによって引き起こされることが多いのですが、中には骨折や内臓疾患など深刻な病気である場合もあるので、まず医師の診断を受けることが大切です。
肋間神経痛の原因が特定できない場合、漢方が用いられることが多いようです。
肋間神経痛に利くといわれている漢方薬には、「桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)」「当帰湯(とうきとう)」などがあります。
桂枝加朮附湯には、血行を促進させる効果と鎮静・鎮痛の作用があるといわれています。
また当帰湯にも血行を良くする働きがあります。
漢方の薬は、血行を良くして気を巡らし、体を温めるという効果がありますが、これも症状によって処方される薬が変わってきます。
自己判断はぜずに、漢方の専門医に相談してみましょう。
最近では、漢方の資格を持った医師も増えています。
西洋医学の良いところと東洋医学(漢方)の良いところを取り入れていくのが、原因のわからない肋間神経痛を治していくのには良い方法ではないでしょうか?